小学生クラス2月 ― 2016/03/01
小学生クラスの2月は、みんなの大好きな実験月間です。
テーマは、空気が乾燥しているこの季節に楽しめる静電気と…
長い夜を照らすことのできる懐中電灯です。
下敷きで静電気をつくり、静電気に反応しやすいものをみつけます。
そのあと空き箱を使って、静電気で動く絵を描きました。
今回は、フェルトや画用紙を使って絵を描きます。
キラキラの雪が降ったり、風が吹いたり、魚が泳いだり…
オリジナルの静電気おもちゃができあがりました。
作りたい物が決まると、夢中でイメージに向けて手を動かします。
その為に必要なもの、作るべき物がわかって行動している姿を見ると、
成長を感じずにはいられません。
懐中電灯では、百面相で遊んだり、
影を伸び縮みさせたり、カラフル影を作ってみたり、
部屋を暗くして、ワクワクと楽しみました。
子どもたちには「ランタン影法師」でクイズも作ってもらいました。
牛乳パックの表面をはがしたものに、フェルトペンで家を描いてもらいます。
そして…黒画用紙で影法師を切り抜き内側の一面に貼ります。
光を当てなければ、ペンで描かれた家が見えるだけですが…。
光を当てると…?一面にだけ影が見えます。
さぁ、住んでいたのは誰だったでしょうか?
それから、今回みんなが迷って、うまくできなくてイライラしたり、
もうやだ、とあきらめモードが入ったのが「おばけちゃんピント合わせ」
懐中電灯におばけの影を貼りますが、照らしてもおばけはうつることなく、
普通の丸い電灯の光のままです。
このおばけの影を壁に映してみましょう!が課題でした。
使うのは虫眼鏡です。
「こんなの簡単だよ」「すぐできるよ」と言っていたわりには…。
いじけたり、投げ出したり。
それでも悔しさとまじめさで、がんばって見つけたおばけ、
会えてよかったね!
知識として学んでしまうと、行動が伴わなくても、
できるような気になってしまうことがあります。
予備知識を入れず、まずやってみる、自分でみつけるを目標にています。
知識から入るのでなく、体験を重ねて自分の力にして欲しいと思います。
幼児クラス~お散歩 ― 2016/03/01
今日は少し北風が冷たいですが、公園で遊ぶのではなく、
少し足を伸ばして、一駅ほど離れたお寺に遊びに行きました。
散策コースのある広い敷地なので、子ども達は大喜びで、歩き始めました。
「たんけんだー!リーダーについてきて!」
と勇ましく、道を外して枯れ草の中に入っていく女の子。
「あぶないよー」と心配そうにみつめる男の子。
わざと枯れ木の下をくぐったり、坂道をよじ登ったり。
枯れ草だらけになってますけど・・・。
「えーい!」とジャンプ。
これまたわざわざ、山肌を登っていきます。
自然はいいですね。
楽しみながら、たくさん歩けますし、
歩く感触もアスファルトや公園と違って、同じデコボコはありません。
つまずいたり、滑ったり、全身を使います。
自分の力を試したいのが年長さんでもあります。
「あそこのぼろう。」「こっちからいっていい?」と
アンテナをあちこちに張り巡らせます。
大人の方が、疲れそうでしたよ。
コースの最後にあった小さな公園で滑り台をしました。
お茶をすごく美味しそうに飲んでいました。
幼児クラス~遊びからお片付けまで ― 2016/03/02
子ども達はありとあらゆるおもちゃを使って遊びます。
お弁当を作って、せっせと詰めたり・・
小さな世界を作ったり・・・
こちらでは盛大なパーティが開かれている様子。
「いただきまーす」とごちそうを食べています。
時間が来たので
順に「おトイレいってね」声をかけると
「もうお片づけ?」と皆が聞きます。
トイレに行く時間になると、お片付けの時間が来るからです。
毎日その順番なので、トイレに誘わなくても
「もうすぐお片づけ?」と聞くくらい、子ども達は生活のリズムに敏感です。
そしてそろそろお片づけ。
部屋全体に散らばったおもちゃは
「サンタさんになって、お台所の道具を集めてね。」と頼むと、
せっせと集めてきてくれます。
お片付けも遊びの一つになると、楽しくなります。
面白いので、他の子も協力してくれます。
遊びが過ぎて、また本気で遊び始めてしまったり、
何もしないでぶらぶらしている子がいれば
「ひも屋さん、してきて下さい。」
「どんぐり屋さん、よろしくね。」と具体的に言うと、やってくれます。
時々「やだー」とか無視したりということも、ありますが、
「やだはないんだよ。」
と、促して言われたことをしてもらいます。(もちろん年齢なりのことを!)
その繰り返しがあってだんだん、
「嫌だけどやらなくてはいけないこと」ができるようになります。
好きなことだけをするだけでは、生きていけませんし、
「嫌だけどやらなくてはいけないこと」「言われたらすること」というのは
「嫌だけどやらなくてはいけないこと」「言われたらすること」というのは
大きくなるにつれ増えていくので、
小さなことから、少しずつやっていかなくてはなりません。
実際、やればできることが多かったり、
やったら嫌なことじゃなかった、ということも多いものです。
その体験を積んで、経験が「困難に立ち向かう力」となり、
社会で生きていく上でとても大切な力になるのです。
毎日の繰り返しは、とても大切ですね。
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詳しくはHPをご覧ください。
こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp
3月親子クラス ― 2016/03/07
暖かい風に春を感じるようになりました。
今回の冬コースにも0歳から2歳児さんまで
たくさんの親子が参加して下さいました。
教室の中に入るとまず、教師と握手でご挨拶します。
くりかえしすることで、目を見てしっかり手を握り挨拶
することが習慣が身についていきます。
繰り返し来て頂いていると
今日遊びたいことをすぐに見つけることができるようになります。
真っ直ぐにおままごとのあるお台所に
お母さんの手を引っ張って行き
急須から湯呑にお茶をつぎ、お母さんに渡します。
お母さんとの1対1のおままごとのやり取りが上手になり
そこに他の子も参加して、遊びが少しずつ充実していきます。
わらべうたあそびでは、お母さんの指をねずみに見立て
子ども達の体をねずみさんが登ってきます。
足先から顔に向かって近づいてくるねずみさんに
ドキドキする子、ワクワクする子
緊張して固くなってしまう子、様々な表情を見せてくれます。
最後に「とびこんだ」でお母さんにこちょこちょとくすぐられると、
どの子も「きゃあ」と大きな声で笑います。
2,3回と繰り返すうちに
こども達の表情が「くるぞ、くるぞ、きた」
というような期待して待つ表情に変わっていました。
その後、同じ歌を歌って布で作ったねずみを使って遊びました。
歌や動きを繰り返すことで
子どもたちに「これ知ってる、やってみよう」という想いが
育ち、もっと遊びたい、楽しいと意欲的になっていきます。
4月から春コースが始まります。
またたくさんのご参加お待ちしております。
こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp
3月造形クラス ― 2016/03/07
今月は羊毛遊びです。
くるみや木片、大きいビー玉、川で拾った石に羊毛を巻き付け
フエルト化することでできる小物入れをつくりました。
羊毛に魔法のお水(こども達に伝えています)をかけて
ポンポンたたいて、こすります。
ふわふわの羊毛がぴったりと土台についたら
もうこすっても大丈夫。
みんな教わった通りにしようとする気持ちと気合が感じられます。
一緒に広げて切り込みを入れ
中身を取り出すと
可愛らしい小物入れの出来上がりです。
1つできあがるとまた次への意欲がわいてきて、カラフルでいろんな形の
小物入れができました。
こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp
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