造形クラス5月 ― 2017/06/03
5月の造形クラスは、ミツロウ粘土で遊びました。
蜜ろうとワックスでカラフルに色付けられた粘土です。
常温では固いので、手のひらで温めて柔らかくしてから遊びます。
「とりさんが、大事に卵をあたためるように・・・」
そういうと子ども達も大事そうに手で覆って粘土を暖めます。
初めは冷たかったミツロウ粘土が、手の中で少しずつ温まり、
手のひらと同じ温度になっていくのがわかります。
蜜ろうの優しい香りの中で、静かで穏やかな時間が流れます。
柔らかくなったら、「何が生まれるかな?」
手のひらと指先を使って、ちぎらずに形を変えてみます。
「わぁ、平たくなったよ!」
自分の手を使うことで、目の前の粘土の形が変わることに
不思議さと楽しさを味わえる体験です。
「みてみて! こんなに長くなったよ!」
「もしもーし!」
繋がるかな?昔懐かしい受話器の形になりました。
引っ張ったら、耳ができて…動物みたいにみえました。
子ども達のファンタジーの力は無限大ですね。
蜜ろう画制作も楽しみました。
お米くらいの小さくちぎったミツロウ粘土を、
指先を使って、うすくうすく伸ばしていきます。
花びらのように薄くなりました!
木を根っこから伸ばします。
ちょうど桜が散り、若葉が芽吹く季節でしたので、
よく知っている桜の木を作るように葉を重ねていきました。
光にかざすと重なり合ったミツロウ粘土がとても美しいです。
すてきな木がたくさんできました。
こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp
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