小学生クラス7月2017/08/04

7月の小学生クラスは、「物語のつづき」を考えています。
物語は「おだんごぱん」という絵本です。

※「おだんごぱん」は、おばあさんが焼いたおいしいおだんごぱんが、窓辺で冷やされているすきに、ころころころがってお家を飛び出して…たくさんの動物たちに出会い、食べられそうになるのを歌いながら器用に逃げていく…。調子に乗っていたおだんごぱんが褒め上手のきつねに出会い、褒められてご機嫌になって…とうとうきつねの舌の上へのって食べられてしまう、というお話です。


テーマは、おだんごぱんが家を飛び出して行ったあとのオリジナルストーリー。
子ども達がそれぞれ自由にを考えます。

まず、おだんごぱんの性格を考えるのに
イメージを明確にするため、自分のおだんごぱんのイラスト作りをしました。



好きな色,イメージした色で描いたおだんごぱん。
笑ったり、困ったり、企んだり(笑)いろんな表情ができました。


どことなく、自分にも似ている?




できあがったおだんごぱんから、一つ選んで、
おだんごぱんの名前や好きな遊び、食べ物、得意なこと、などなど
おだんごぱんの性格を考えてみました。

イメージが次々湧き上がり,さらさら書いていく子もいれば,
決められなくて迷ったりする表現に悩んだりする子もいます。

本来子どもは想像力を働かせることが得意です。

今回は「テーマに沿って新しいものを作り出し,表現する」ことをしてみました。

漠然と想像するだけでなく,文章にしたりお友達に伝えることで,
よりイメージが膨らみ,豊かになっていくのがわかります。

8月は考えたイメージを、スタンプやイラストを使って絵物語に仕上げます。
それぞれにどんな物語になるのか、とても楽しみです。



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造形クラス7月2017/08/04

造形クラスの7月は、伝承遊びのひとつ「折り紙」あそびでした。


角と角を合わせてしっかり折り目をつける、
折り目に沿って角と辺を合わせる…など
今回は、折り紙遊びの基本がたくさん入ったもので、
さらにそれで楽しく遊べることをテーマに作品を選びました。

まずは、大きな画用紙を折って、箱を作りました。
これから作った作品を入れていくための箱です。


遊びなれているいつもの折り紙とは違い、
厚くて固い画用紙に,ちょっと戸惑う子どもたちです。
平面の紙が、折るという作業で立体になることを実感します。


夏にピッタリの花を折りました。

同じものいくつも作ります。
繰り返すことで作り方を覚え、手も慣れて動きがよくなるし、
丁寧に折らなくてはいけないところなどコツがわかるようになります。


指先を使って、丁寧に…。
折り紙が厚くなってくると力の込め具合も変わりますね。


作ったお花を並べて、すごろく遊びをしました。


自分で折ったバッタがお花をぴょんぴょん飛んでゴールへ!
子ども達の真剣なこと!
ドキドキハラハラわくわく! 楽しんでいました。


クルクルと回りながら落ちるちょうちょからは、
「置いたひまわりにとまれるかな?」という遊びも生まれました。


折り紙の楽しさは、作ったもので遊べることでもありますね。


ユニット折り紙にも挑戦。
簡単な織り方と構造でもひとつひとつ丁寧に折らないと、
うまく組み合わせることができません。


なんどもやりなおして、やっと一つ作りあがった子もいます。

角と辺がうまく合わずにイライラしたり、自分の指が思うように
動かないことに泣けてしまうこともありましたが、
一人も最後まであきらめることなく、自分の手で作り上げました。


ふきごま


三角の立体お手玉

お手玉の中は空洞になっているので、中にいろいろ入れて遊べます。
鈴やどんぐりを入れて、中身はなーんだ?ゲームをしてみたりと、
たくさん遊ぶことができました!



投げてキャッチしたり、玉入れも楽しみました。





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