小学生クラス9月2018/10/08

9月から小学生クラスは、お話に親しんで遊んでいます。
「のはらうた」という本をご存知でしょうか?
「のはらむら」に住む動物や虫や風が、
うたを歌って暮らしている様子をまとめた本です。
こびとのおうちでは、夏前からこちらの本を読み、
のはらむらの世界に親しんで来ました。

9月は自分たちも「のはらむら」に住んで遊びました。
なりたい生き物を決めて、住みたい場所を決めて、住処を作ります。
ごっこ遊びですね!
こちらは、秋の森に住むことにしたりす、ねこ、いぬさんチーム。

布をテントのようにして冬眠できるスペースが確保されていますね。

こちらは春の野原に住むことにしたうさぎさんやとりさんチーム。
ピクニックに出かけているようです。
バスケットの中身はお弁当かな?

こちらは夏の山に住んでいるかぶとむしやかまきりさんチーム。
ついたてや板を駆使して、居心地のいい住処を作り上げました。

蜜を吸いに行けるように、住処を出たらすぐ森が広がっています。

それぞれの住処にお宅訪問もして、おもてなしも受けました!
お土産を持っていくと喜ばれるよ、と伝えると、
その土地特有のお土産を考えることもできました。
現場にある「もの」を駆使して、遊びの場を作り上げる…。

小学生のごっこ遊びは、楽しいけれど、難しさのある活動です。
想像力を働かせるだけでなく、妥協や融通、交渉も必要になります。
固執するばかりでなく、発想の転換や気持ちの切り替えも大切です。
これは、子どもが成長し社会で生きていくための力になりますね。



のはらむらの生き物想定で出かけた、秋探し散歩。

りすさんが喜びそうな、おいしそうなドングリを見つけたり、
乾燥が進んだ木の幹を見て、もう蜜が吸えない…、と、
かぶとむしくんやクワガタくんが凹んでいたり、
くっつき虫に喜ぶねこさんがいたりと、楽しく遊んできました。

もちろん、公園遊びもね(笑)

10月も引き続き、のはらむらの世界の中で遊んでいます。
自己紹介カードを考え、お顔バッジは羊毛で作り上げ、
自分たちなりの「のはらうた」を描いています。

こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp

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