幼児クラス~好きな遊びを見つける ― 2016/04/21
4月から通い始めた子ども達も、だんだんこびとのおうちに慣れてきたところで、
それぞれが、好きな遊びを見つけて遊んでいます。

集団生活に入ると、つい「お友達はできたかしら?」
と、心配したり楽しみにしたりしますが、
年少より小さい子なら、
まず自分が好きな遊びを見つけて、
自分の手足、頭を使って一人でとことん遊べるようになるのが
一番大切です。
動きの大きい子の刺激につられて後をついていくだけだったり、
自動で音が出る、自動で動くおもちゃなど、
自分以外の力によって遊んでいると、(真に遊んでいるとは言えませんが)
一人になったときや何もないところでは、遊べる子にはなりません。
遊べないということは、考える力がないということになってしまいます。
逆に言うと、
自分で遊べる力は、「学んでいく力」「仕事に向かう力」になり、
生涯の「生きていく力」になります。
幼児期のうちにしか育てることができない「遊ぶ力」を
たくさん引き出してあげましょう。

もちろん、0歳から3歳くらいまでは
大人のすることを真似て、「遊ぶ」ことを学んでいきますから、
大人と触れ合って遊ぶことも、大事ですね。
一緒にやって楽しかったことは、やがて一人でもできるようになり
お友だちともできるようになるのです。
木曜の午後はにじみ絵をする時間です。
4月は、まだ一色で楽しんでいます。
外へ向かって広がり、輝く黄色を味わいながら、
子ども達はどんなことを感じたでしょうか?

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