造形クラス9月2016/10/01

造形クラスの9月のテーマは「針と糸をつかって」でした。

針と糸を使ってちくちくするよ!
子どもたちに伝えると、歓声が上がります。

造形クラスに長く通ってくれている子たちは、針仕事が大好きです。
初めての針仕事を体験する子たちは、
「やったことない…」と少し不安そうですが、
「大丈夫!とっても楽しいんだよ!」と、
ニコニコ話してくれるお友だちに、励まされています。


白いキャンバスに絵を描くように、いろんな縫い方を体験します。


丁寧に、1つずつ縫っていきますよー。
針は針穴を持って糸が抜けないようにひっぱります。
これが結構難しく、自然にできるようになるまでは、注意力が必要なんですよ。

最初のうちは、「できないー」「糸抜けたー」と
たくさんの声が聞こえましたが、
しくみがわかると、縫い物は楽しくなります。


1人で針に糸を通せるようになる子も!

4月からのいろいろな体験で、作る楽しさ、手を動かす喜びを知っている子たちは
驚くほどの集中力を見せ、根気よく黙々と続けます。


縫い目が、土になり、花の茎になっています。
かわいい花が咲いて、葉っぱが出ます。


年長児は大きなキャンバスに、花をたくさん咲かせました。
フェルトと糸の色を使ってお日様を作り上げたり、




ちょうちょを飛ばした子もいましたよ。




自分の手で針を動かして作られる縫い目。
縫い目の美しさを実感できる手仕事です。

手を動かせば動かすほど、
もっとこうしたい!と意欲が溢れ出します。
くり返し手を動かすことの大切さを、実感できる瞬間です。

                   こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp


小学生クラス9月2016/10/01

9月の小学生クラスでは、段ボール工作をしています。
今月は立体を体感する、がテーマですので、
使用する道具は、段ボールとボンドです。

平面の段ボールを使って、立体のお家を作ります。


段ボールの床、壁、天井を組み合わせると、半面のお家が完成しました。



扇形の紙をくるっと丸めると…平面の紙が立ち、立体になります。


そこにドングリとかわいい帽子をのせたら、
こびとさんが出来ました。
お家に案内してあげましょう。


このこびとさんが住みやすいお家になるように、より工夫を重ねます。

こちらは屋根部分を利用してロフトを増築!
これからはしごを架けるそうです。


丸テーブルが作りたくて、段ボールを一生懸命切って、
テーブルの足をバランスよく配置しました。


ベッドに帽子置き場があります。
生活導線がとても具体的ですね!

暮らしがイメージできるって、楽しいですし大切なことですね。

ぐりとぐらの絵本に出てきそうなかわいいおうちです。
1階に下りる時はすべり台でおりるのかな?

作りたいものがどんどん出てくる子どもたちです。

が、思うように作り上げられなくて、迷ったり困ったり、
投げ出したくなったり…それでもなんとか希望を形にしたくて、
あれこれと試行錯誤しています。

ここは、しっかり悩んで、手を動かして、考える力を養いたいと思います。
10月も引き続き立体と図形で遊びますよ。


主活動の他にも
紙コップを使ったパズルで頭の体操をしたり、
数字を使って体をリズミカルに動かしたり、とバランスよく1時間半を楽しんでいます。





                   こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp