小学生クラス4月 ― 2018/05/14
2018年度の小学生クラスが始まりました。
4月の活動は、土粘土あそびです。
粘土の山を順番に触って、土粘土の感触を感じていきます。
「冷たい!」「やわらかーい」「ペタペタしてる」
恐る恐る指先だけ触る子、両手でがっつり触る子、と性格が出ますね。

粘土山から、自分の手のひらにおさまるだけの粘土を取って、
手のひら全体を使って丸い球を作っていきます。
どこから見ても美しい球になるように、
多方面から土粘土に向き合ってね。

上級生はさすがです。
こんなに丸くてツルツルの土団子になりました。

低学年の子は新年度ということもあり、集中が続かず…
球ではなく楕円だったり、
凸凹がたくさんある球になってしまったり…。
そんな時には!?
巨大すべり台の登場です。
自分の土団子を転がしてみました。
丸いと思っていた楕円の球は、がたんごとん、
とスムーズに転がりませんでした。
凸凹の球は途中で止まってしまいました。
何度も微調整して、自分なりの球を作り上げた子ども達です。

もちろん、滑り台もいっぱい楽しみましたよ。
少しぐらいの歪みなら、力を入れて加速させるとまっすぐ滑る、
ということに、気付いた子もいました。
繰り返すたびに工夫をして、発見をすることも、
小学生だからこそ出来ることです。
発見までの時間も大切にしていきたいですね。

作り上げた土団子は、ガラス瓶で磨いたり、ビニール袋でこすって、
ツルツル団子に仕上げます。

3週間かけて磨き上げた土団子です。
時間を重ねるごとに集中力が増し、無心に磨きこむことができるようになりました。

みんなで土団子見せ合いっこしたよ!

みんなステキなお団子ができあがりましたが、
最初の土団子を作る際に、容量の把握に苦戦する様子がみえたので、
遊びの中に、容量の予測ができる体験を追加して楽しみました。
自分の感覚を頼りに、粘土をとり、
道具を使って自分の感覚がどれくらいあっているかを確認してみます。
gの単位を知っていること、目分量や感覚で量をつかめること、
どちらも自分の力にしていきたいですね!

大中小の団子を使って、自分の顔を作り上げました。

自己紹介を兼ねている顔です。
みんなの特徴がよく出ている、かわいい顔になりました。
粘土のお顔もニコニコおしゃべりしているようです♪

こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp
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