夏の特別保育2-②2015/08/06

夏の特別保育二日目になると、お互いの顔や名前も覚えてきて、
一緒に遊んだり、
遊び慣れてる大きい子が、小さい子のお手伝いをしてくれる姿も
見られるようになりました。

子ども達は、自然に「やってあげようか?」とお世話してくれるので、すごいですね。

大きい子達が、家を作った後の衝立や椅子を、
そのまま小さい子達が、アスレチックにして大喜びで遊んでいました。
遊びを見つけるのも大事ですね。



今日の主活動は「わらべうた遊び・伝統遊び」です。

最初は「♪ことしのぼたん」をやってみました。
こびとのおうちでしたことのある子しか、知らないようです。

♪ぼーたんぼーたん ことしのぼたんは よいぼたん・・
の歌の後
「いーれーて」と鬼が言うと
「だーめーよー」と、日頃はタブーな言葉で返します。

「じゃあ、山に連れて行ってあげるから、いれてー」
「山ぼうずが出るから、いやー」
というアメ的なやり取りを数回した後
どうしても入れてもらえない鬼は
「じゃあ、家の前を通ったら棒でぶつよー」とオドシます。
「大きいの?小さいの?」
「大きいの」
「じゃあ、入れてあげるー」

この問答に、最初はポカーンとしていた子ども達ですが、
決まったセリフだとわかると
「なんかおもしろいー」と一緒になって、唱えるようになりました。

こういうセリフでも、意地悪な気持ちが芽生えたりしないのが、わらべうた遊び。
というのも、鬼は誰もがなる可能性があるからです!
それに決められたセリフを言わないと、遊びが成り立たなくなるからです。
鬼になった子は緊張気味に、でも堂々とセリフが言えるところが、頼もしかったですよ!

昔は、自然発生的に子ども達が遊んでいた遊びです。
やっぱり、いいものですね。


お手玉でも遊んでみました。
「♪あんたがたどこさ」の歌に合わせて、投げて受けるを繰り返します。
お、皆意外と上手にできます!

では、立ってやるよー。
落としたら、すぐに拾うんだよ。
頑張る子ども達。

さて今度は、頭に乗せて落とさず歩けるかな?
これも皆、なかなか上手にできました。

ゴムとびにも挑戦です。
ゴムの高さがだんだん高くなっていきますが、
年中さん以上は、手を使ってはいけないとルールにしてみました。

駄目だと思っても、自分が思う以上に足が上がる子、
ゴムの高さを見ただけで「えー!できないよー」と尻込みする子、
気持ちはあるのに、足が思うように動かない子・・と
色々です。

励ましたり、
「どうしたらいいと思う?」と考えてもらったり、
小さい子には、ちょっとサービスしたりすると、
みんなちゃんと越えられました。

「おなかすいたー!」の声に、おいしいお弁当タイムに入りました。

                                                  こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp