夏の特別保育2-③2015/08/07

夏の特別保育3日目になりました。
朝、登園してくる子達が汗びっしょりなほどの暑さです。

年齢が近い男の子達は、おうち作りというより、基地作りに夢中です。
たまには、行き違いもあるけれど、
双方の意見を聞いて、言うべきことを言うと、またすぐ遊びに戻ります。

誰が一番高く詰めるかな?
それぞれ個性的な塔を作り上げていきましたよ。

赤ちゃん人形はいつでも人気者です。
「おんぶさせてー」と持ってきてくれ、
いつも、誰かしらおんぶや抱っこをしていてくれます。


さて、朝のお集まりの後、「♪きらきら星」のボディパーカッション風。
どの先生を見ていいのか、わかんなくなっちゃったり、
つられちゃったりしましたが、何とかできました!


午後には劇ごっこ「ふくろうの染物屋」の始まり始まり~。

役は大きい子達が立候補してくれ、
あとの子達は、染物屋に来る鳥たちです。

セリフは覚えていなくても、プロンプで教えるので大丈夫!

~むかしむかし、鳥たちは皆真っ白だったので、
神様に、色をつけてくださいとお願いすると、
神様は「ふくろうの染物屋に行って、好きな色に染めてもらいなさい。
ただし7日後の日の沈む時に染めていた色に決め、それから先は変えてはならない」
と、おっしゃいました。

「こんにちは、染物屋さん」
「いらっしゃいませ、どんな色にいたしましょう?」
「赤い色に染めてください。」
素敵な衣装を着せてくれる染物屋さんです。

「緑色にしてください」

色とりどりの鳥たちが増えていきます。
子ども達が着ると、とても可愛らしいんですよ。

~カラスは、一番綺麗な色にしようと最後にやってきました。
カラスがあの色、この色と言っているうち、
ふくろうが黒のツボにつまずいて・・・
(ふくろうさんつまずいて!と演出家の声)
「あ~!」

黒の染料がかぶさった時が、ちょうど日の沈む時・・・。
(黒を着せて!と演出家の声)
カラスは黒に決まってしまいました。

「なんてことしてくれるんだー!」
カラスが怒って、ふくろうを追い回すので、
(カラスさん、追いかけて!と演出家の声)
ふくろうは夜しか外へ出られなくなったのです・・。

というお話でした。

大きい子は最初からセリフを覚えるつもりでいてくれましたし、
物語を読んでいると、そばで復唱してくれる子もいました。

短時間で、ここまで動いてくれるいい役者さん達で、
皆、自分の役に満足していたようです。

3日間、参加してくださった方々、ありがとうございました!!
 
                                                        こびとのおうち http://www.kobito-ouchi.jp