小学生クラス6月2016/06/25

小学生クラスの6月は、釘で絵を描く体験をしました。


これは秋にする立体遊びにつながっていく体験です。

釘打ちでは、指を打ちつけて痛い思いをしたり、
釘が曲がって打てなくなったり、と難しさを実感しながら…。




コツをつかんで、どんどん上手に釘打ちできるようになっていきます。
そうすると、お喋りが聞こえなくなり、
夢中で手を動かす姿が見えるようになります。
自分と向き合い、手を動かす時間は大切ですね。


釘打ちができたら、点つなぎの要領で、輪郭を描いていきます。
林立した釘の頭に糸をかけ、絵にしていくのは、
想像力を必要とします。
それでも、糸をかけ始めると、実際に絵ができていくので、
子どもたちは、ワクワクと楽しくなってきたようです。


輪郭をなぞれたら、模様を織り込んでいきます。
自然と法則性に気づく子も、色の重なりを楽しむ子もいました。


出来上がりました!
それぞれの子どもたちらしさがよく出た素敵な作品になりました。


木工に集中した後は、集団遊びでリズムを整えます。
先月の「だるまさんがころんだ」から始まって、
今月は「だるまさんの一日」で遊んでいます。

表現力も身に付く楽しいあそびです。


ほんの少しの動きだけで、転んでいる様子を見せる子もいれば、
実際に転んでみせる子もいます。
今はオニが大人気で、立候補者があとを立ちません。

造形クラス6月2016/06/25

梅雨入りしましたね。

造形クラスの6月は、和紙を使って色遊びを楽しみました。

真っ白い和紙。
色水につけるとどうなるかな?


和紙を持つ手の場所を考えて…
同じ場所ばかりが染まらないように向きを変えて、
色を和紙に染み込ませていきます。


たたんだ和紙をそっと開くと、選んだ色が混ざりあって
思いもかけない美しさです。
「わぁ、きれい!」と子どもたちの笑顔がこぼれます。


この染め紙を使って、のりの体験をします。
指先につけるのりの量、指の滑らせ方。
大きな紙一面にのりをつける体験が初めての子もいます。
指先に少しだけつけたのりでは、全面塗ることができないこと、
うすく塗りすぎると、あっという間にのりが乾いてしまうこと、
体験を通して、子どもたちはたくさんのことを学びます。




夏に大活躍「うちわ」の完成です。



染め紙を丁寧にはさみで切って…



今度は貼り合わせたい場所だけにのりをつける体験をします。
小学生は、大小に切った紙を使って法則性のある貼り方を学びます。


年少、中は、四角と三角に切った染め紙を、
直線になるように考えながら貼っていきます。
三角をまっすぐになるように貼るのは、難しいですね。

思い描いた形をイメージして、手を動かすことの大切さを
感じることができる体験です。


素敵な七夕飾りができあがりました!